本日は、鉛筆のスラット(木の板)の加工について説明をします。
前回は、スラットに芯を入れて、サンドイッチにして接着する工程を紹介しました。
順番が前後してしまいましたが、
今回説明する芯の溝加工をした加工後のスラットを使用しています。
芯の溝加工は、芯の種類に合わせて芯の入る溝を掘ります。
芯のサイズは、鉛筆のメーカーによって、芯の濃さによって様々なので
この工程では、その芯に合わせた設定をして加工をします。
この加工が悪いと 書く時に力を入れたら芯がずれた~ なんて事になります。
サンドイッチする時は、上面も下面も同じものを使用します。
芯が上下のスラットの位置決めの役割をしますが
スラットにも位置決めのスリットを
芯の溝加工をする時に同時に加工しています。
次回は、サンドイッチをしたスラットを鉛筆に分解する工程を紹介します。